お知らせ内容
12月28日 メッセージより
2025年12月28日 歳末礼拝メッセージ「旅人からのプレゼント」より
牛田匡牧師
聖書 マタイによる福音書 2章 1-12節
今回のお話は、クリスマスに生まれた幼子イエス様を訪ねた「3人の博士」のお話でした。しかし、「博士」と訳されている言葉は、元来の意味は「星占いの占い師・呪術師」で、それは異邦人の忌むべき慣習として、律法で禁じられ(申18:10~12)、ひどく忌み嫌われていました。彼らは遠い東の国で、新しい星の輝き、珍しい星の運行を目の当たりにして、遠路はるばるユダヤまでやってきました。なぜ命懸けの旅をしたのかというと、それは彼らの経験上、全く見たことのないような星の輝きが見えたからだったでしょう。その星の方角に何があるのか、実際に行って確かめてみたい。そのような思いが彼らを突き動かしたのだろうと思います。そして彼らはまずヘロデ王を訪ね、メシアがベツレヘムに生まれることになっているという預言を聞いた後、ベツレヘムにて母マリアと共にいた幼子イエス様に会い、持ってきた黄金、乳香、没薬を贈りました(9-11)。それから「ヘロデのところへ帰るな」とのお告げを受けて、別の道を通って国へ帰って行きました(12)。
彼らは、イエス様と出会ったことで、それまでの星を頼りとする生き方、黄金や乳香や没薬という高価な金品を頼りとする生き方から変えられました。イエス様を探して旅をして、そして見つけ出し、出会うと、自分自身の生き方が変えられる。そしてそれまでとは別の道を歩むようになる。それは2000年前の占い師たちだけではなく、現代に生きる私たちにとっても同じでしょう。遠い東の国からやって来た旅人たちは献げ物をするために来たのでもなく、献げ物をしたから変えられたのでもありませんでした。むしろ新しい生き方、新しい自分をイエス様の方からプレゼントされて、それによって古い自分を脱ぎ捨てることができた。本当に大切なものは何か、考えを改めることができた。別の生き方、別の道へと歩み出せるように変えられたのだろうと思います。もうすぐ終わろうとしている今年、2025年の1年間を振り返り、私たちは何か新しい道へ歩み出せたでしょうか。脱ぎ捨てたい、もしくは捨て去りたい生き方は何かあったでしょうか。世界の各地で災害が起こり、また戦争も止んでいません。そのような時代の中で、真理はどこにあるのか。神の言はどこにあるのか。新しい年を迎えるにあたって、これまで自分が頼りにしてきていたものにこだわるのではなく、神様が出会わせてくださる出会いを大切にしていく歩みへと、神様と共にあって導かれて参ります。





