私たちの想い

園長ごあいさつ

「働きに出たくても赤ちゃんを預かってもらえるところがない」と、久宝教会(当時は伝道所)の牧師(前理事長)を訪ねて来られたことが、私たちの保育の始まりです。教会でベビーセンターを開き、10年後には社会福祉法人の許可を受け、1974年に30名定員の認可保育園としてスタートしました。数回の定員変更と園舎の建て替え、増築を行い、現在は224名定員のこども園になりました。
『一人ひとりの命を大切にし、優しさと思いやりのある心で差別せず、人の尊厳を大切にする大人になってほしい』という思いが、法人名・施設名に込められています。その精神を受け継ぎ、法人が設立した園には“まぶね”という園名がついています。

現在の久宝寺の地に園舎を建て替え、2008年3月から新園舎での保育を始めました。当初は120名に定員を増員してのスタートでしたが、今では200名の子どもたちの元気な笑い声や歌声が響く“園”になりました。子どもたちの元気な声が保育室や園庭から響くようになり、近隣の皆様には“子どもは地域の宝”と言っていただけることに感謝です。

私たちの園は、法人の母体が教会であったことから、キリスト教保育を保育の柱とし、子どもが主体(主人公)の保育、抑制のない保育を心がけています。
園では、栄養士が栄養のバランスを考えて献立を作成し、園の給食を保護者の皆様に食べていただく試食会も好評です。家庭と園とが連絡を綿密にし、子どもの育ちを支えていく関係性が良好です。園を卒園したかつての園児が父や母となり、園を親子2代で利用してくださる家庭もあり、祖父母となられたかつての父母との再会にも喜びを感じています。

どんな小さなものにも目を止め、慈しんでくださる神さまの大きな愛に見守られ、子どもたちの笑顔と命が輝く園でありたいと願っています。


園の特色

保育の基本としてキリスト教乳幼児教育を根底に一人ひとりの乳児・幼児の理解に努め《神と人に愛される子ども》に育てていきたいと願っています。
内閣府 文部科学省・厚生労働省による幼保連携型認定こども園教育・保育要領に基づき「養護」「教育」の2つの柱から「健康」「人間関係」「環境」「言葉」「表現」の5つの領域にわたるカリキュラムを作成し保育にあたっています。
また、「障がい児教育」「0歳児よりの乳児保育」および「長時間保育」にも積極的に取り組んでいます。
更に地域子育て支援として、親子教室・育児相談・園庭開放を通し、園内外共に子育てを応援する、地域に開かれたこども園です。また、ボランティアや地域の人、教育関係、学生など積極的に受け入れています。

障がい児保育について

当園では施設をバリアフリー化するなど障がい児保育にも取り組んでいますが、集団保育が可能な児童が対象となります。入園時にお子さまの発達や健康状況にご心配な方は当園にご相談ください。

私たちの理念

こども園の理念

法人の設立理念に立って、施設で保育される乳幼児一人ひとりの成長と発達を支え、保障し、健全な育成を支援することを目的とします。
また当施設で保育される乳幼児とその家族、施設で働く職員の人権を擁護し、一人ひとりの人格の尊厳を尊重し、対等で平等な関係を保障することを運営の基本とします。
常に施設で保育される乳幼児とその家族の立場に立って保育サービスの提供に努めます。
同時に明るく家庭的な雰囲気を有し、地域や家庭との結びつきを重視し、地域の子育てを支援しつつ地域に奉仕することを目的とします。

園名の由来

「まぶね」とは日本語で、イエス・キリストがクリスマスに馬小屋で生まれたときにべッドにしたといわれる、飼馬おけの馬槽(まぶね)のことです。
人間の目から見れば貧しい藁(わら)のベッドですが、神の子イエスの誕生を祝った最初のベッドを、私たちのこども園の名前としました。

保育基本方針

保育園とは「保育に欠ける乳幼児を保育する」ことを目的とする法律によって制定された「児童福祉施設」です。
私たちのこども園では、乳幼児が昼間の大半をここで生活することになるため個々の子どもの成長にあわせながら集団生活をします。常に乳幼児が安心して充分活動できるようにし、心身が健全で調和のとれた姿に成長するよう努力し、養護と教育を―体とした全人保育を目標に、豊かな人間性(感性)をもった子どもに育成することを保育方針としています。

1.当施設で保育される子どもをはじめ、子どもの家族、施設で働く職員の人権の擁護に努め、その人格の尊厳を護り、対等で平等な関係に立って相互の権利を護る。
2.常に当施設で保育される子どもとその家族の立場に立って保育サービスを提供する。
3.明るく家庭的な保育環境の中で保育を進め、地域や家庭との結びつきを重視し、地域の子育てを支援しつつ地域に奉仕する。

園のあゆみ

このこども園は、アメリカ合衆国ジョージア州アメリカスにある貧しい黒人のためのキリスト教奉仕団体「コイノニアパートナーズ農園・人間愛基金」から贈られた尊い資金をもとにして設立しました。

1963年4月 日本キリスト教団久宝教会が、地域社会に対する教会のコミュニティーサービスとしてベビーセンターを開き、10年間にわたり八尾市の委託を受けて乳幼児保育を継続。
1974年4月 厚生省認可による「社会福祉法人日本コイノニア福祉会」を設立。「久宝まぶね保育園」(定員30人)を開設。
1977年4月 園舎を3倍に拡張し、定員90人に増設。
2008年3月 定員を120人に増設し、久宝園から久宝寺に移転。
2011年4月 定員150人に変更。
2017年 保育所から幼保連携型認定こども園に移行し久宝まぶねこども園と園名を変更。
2019年 5歳児の保育室を増設。定員を239名に変更。

〒581-0072 大阪府八尾市久宝寺6丁目7-10

TEL:072-992-2033 FAX:072-990-6801

〒581-0072 大阪府八尾市久宝寺6丁目7-10

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