本園の母体である社会福祉法人日本コイノニア福祉会は1964年にひとりの赤ちゃん地その母親の支援がきっかけでスタートしました。そしてその間、多くの先人の方たちのご尽力により保育施設7園と特養2施設等を運営するに至りっており、子どもたちが幸せな未来を歩んでいってほしいといった願いは我々に引き継がれています。
この日本コイノニア福祉会の一員である中宮まぶね保育園は枚方市の民間委託を受け2016年に開園したまだ新しい園です。園は枚方市の中心あたりで閑静な住宅街の中にあり、大きな窓からあたたかい陽が射し込む明るい園舎です。また、身体が思いっきり動かせる園庭も活かしながら多様な運動遊びにも取り組んでいます。このような恵まれた環境のもと、子どもは生まれながらに素晴らしい力と可能性を持っているととらえ、一人の人間として尊重し、子どもが主体的・意欲的に活動できるよう、発達に応じた援助を通して心身ともに健やかに育つよう保育を実践します。そして、子どもたちが安心して過ごせるように、一人ひとりを大切にした家庭的な雰囲気の園で子どもたちに寄り添い、日々、子どもたちや保護者の方々、そして職員の笑顔で溢れ元気な声の響く園でありたいと思っています。
どうぞよろしくお願い致します。
私たちの理念
社会福祉法人日本コイノニア福祉会の理念「隣人愛」の精神に基づいて、福祉サービスを必要とするすべての人に仕え、日常を支援し、常に人々の人権を護り、その人の尊厳を尊重します。
めざす子ども像
● 自分で考え意欲を持って行動する子ども
● 相手を思いやることのできる子ども
● 健康で生き生きと遊べる子ども
● 豊かな感性を持ち、力いっぱい表現する子ども
障がい児保育について
私たちはいわゆる「障がい」を持って生まれた子ども、病気・事故などで「障がい」を持った子どもは「障がい」といわれる「個性」を持っている一人の人として見つめています。
「個性」とはその人独自の生きている「姿」です。人はどのような力を持っていても、「人として豊かに生きる権利」を有しています。ですから障がいを持っている子どももすべての子どもと同じように1つの人格として尊敬しつつ、その尊厳を護り豊かな日々を生きることができるように支援してまいります。
園のあゆみ
中宮保育所は、枚方における公立保育所の第1号として誕生して以来3度の新築、移転がおこなわれた古い歴史を持っています。枚方市立中宮保育所は1949(昭和24) 年6月、幼児15名(3歳以上)の小規模の保育所として開所、その後、入所児が100名近くにも増加し、1958(昭和33)年4月に最初の建て替えが行われ、さらに15年後の1974(昭和49)年9月にも建て替えられ、0歳からの保育が実施されました。
保育所周辺には、田畑や住宅街、堂山公園、須山公園、中宮公園、百済王神社等があり、中宮保育所の子ども達は自然のなかでのびのびと遊んだり、近隣の保育所や高齢者をはじめ地域の人たちとかかわりを持つなど、地域に根差した保育所となっていました。
社会福祉法人日本コイノニア福祉会が運営する中宮まぶね保育園は、この豊かな自然や温かい人々とのかかわりを大切に、またここで培われた枚方市の公立保育所の保育内容の素晴らしさを受け継ぎ、さらに、本法人の多くの保育園・施設等の情報網を活かし、未来に羽ばたく大切な子どもたちの人権を守り、発達と安全、更なる幸せを実現すること、同時に保護者の支援や地域の子育て環境の支援を目指してまいります。
開 所:枚方市立中宮保育所 1949(昭和24)年6月(90名)
民間移管:中宮まぶね保育園 2015(平成27)年4月(90名) 2016年4月より120名に定員増